頸椎ヘルニア
MRIで突出を見て診断するのではなく、神経学的所見を伴い診断される。臨床的には急に上肢に負荷がかかる事などで発症する。
腰椎椎間板ヘルニア
これもMRI所見以外に神経学的所見にて診断される。現在は保存療法で十分緩解に到る。昨今経内視鏡手術で日帰りまた1日入院等で手術可能。
へバーデン結節
両手指のDIP関節が突発的に骨性に腫脹、関節裂隙が狭小化し変性する。左右対称的に起こる事が多い。RAと違ってDIP関節だけに起こる。
ボシャール結節
上記へバーデン結節がPIP関節に発現するとこの名称となる。RAとの鑑別が困難で、MP関節に及ばない事と採血検査をもって鑑別する。
慢性関節性リウマチ
自己免疫疾患で溶連菌感染によって、抗体が変性して自己抗体となる。昨今では免疫抑制剤の定期皮下注にて重症化せずに緩解される事が多い。
TFCC
手関節外側にある軟骨と靭帯の複合体の名称。これを尺骨茎状突起等で圧迫を受けて損傷すると、難治性の疼痛の原因となる。
モルトン氏病
足趾間の神経炎。足趾の形状や通常はく靴の形状による。MP関節レベルで趾神経を圧迫するので足底板を用いたり難治にはブロックを行う。
扁平足障害
足の縦方向のアーチが失われた足の形状。痛み等の障害を来さない限り治療は行わない。つま先立ち歩行等で足底筋を鍛えてアーチを回復する。
有痛性外脛骨障害
舟状骨内側の後脛骨筋腱内に腱内骨化する。若干の遺伝傾向があり、この骨が靴などに当たって痛みを生じる事で来院する。
恥骨結合離開
出産に伴って緩んだ恥骨結合が、出産後も緩んだ形となり発症する。これ以外は非常に稀に外傷で骨盤に剪断力が働いて起こる。コルセット着用。
円板状半月
膝関節で外側半月板が荷重面も覆っているものをいう。日本人に多く、時に半月板損傷の原因となる。昨今は経過観察で痛みのみ管理する。
分裂膝蓋骨
膝蓋骨の外上方に離開した骨片を伴う。骨原器が癒合せずに残ったものを言い、時にこの接合部が炎症を起こす場合もあり、時に切除する。
ランナーズニー
膝関節外側の腸脛靭帯に大腿骨遠位外上顆が当たり、摩擦して炎症を起こして発症。伸展位にて軽度固定で消炎処置にて改善する。
ガングリオン
主に関節の多い手根部に多い。関節包の一部が弛緩して内部の関節液が風船状に膨らんで生じる。痛み等の症状がない場合は放置しても可。
痛風
体内の尿酸が関節内に析出し結晶化したものが剥離して関節内に遊離し周囲に当たって炎症を引き起こす。尿酸値とも平行しない場合もある。
開帳足
足の横方向のアーチの低下により発症。時に横方向に広がり外反母趾の原因ともなる。足趾の腱を鍛える事によって改善させる。
外反母趾
第1中足骨が第2中足骨との間に20度以上の角度を生じて臨床的に症状を呈したものをいう。靴が足に合っていない者を指さない。
アキレス腱損傷
アキレス腱の外的障害と、過度な使用による炎症の両方を言う。急な動きにより断裂に到る場合もある。安静加療が第1選択である。
オスグットシュラッター病
俗称成長痛と言われるもの。成長期に脛腓骨の急な成長に対して大腿四頭筋の成長が遅れる為、脛骨結節への負荷が多くなり生じる。