高血圧症
殆どが原因不明の本態性高血圧だが、加齢による動脈硬化が成因と関係する。通常はCa拮抗剤かもしくはARB等を初期から用いる。
不整脈
広義には1分間に数回の健常人でも有するが、臨床的に問題となる心房細動・房室ブロック・心室細動等は健康診断にて検出される事が多い。
狭心症
通常は問題ないが、活動時に発症する労作性狭心症が問題視されている。息切れ等の主訴がある場合は負荷心電図にて検出する必要がある。
心筋梗塞
心筋梗塞にて外来に来る多くは、健診等通常の健康診査を受けずに、急な発症にて救急外来にてかかる場合が多い。
亜急性心筋炎
上気道炎に続発して発症するケースが多い。心膜炎なども含めて十分な対処を受けずに致死的になるケースがある。
肥大型心筋症
長く肺線維症や弁不全などを有すると前負荷によって心筋肥大する。強心薬及び強い塩分制限をして体液コントロールが必要となる。